XMenu

練馬区長選 候補者の横顔(上)

東京

2018年4月11日

(届け出順)

 練馬区長選は十五日の投開票に向け、無所属の四人が論戦を展開している。候補者の横顔を二回に分けて紹介する。

◆松村友昭(まつむら・ともあき)さん 73 無新=共

◇英会話に現在チャレンジ

 現職の進める街や道路の大型開発を「福祉切り捨ての都政を引きついでいる」と批判。認証保育所ではなく五歳までの認可保育園の増設や、医療・介護施策の拡充を訴え、「待機児・待機者ゼロ」を掲げる。

 大泉で生まれ、空襲でできた「爆弾池」のそばで平和教育をたたき込まれて育った。原水爆禁止運動を経て共産党に入り、地方市議だった義母を手伝ううちに、自らも政治の道へ。区議四期の在任中、三十五年前の「非核都市練馬区宣言」の起草に直接関わったほか、当時三割だった公共下水道の全面普及に奔走した。

 一貫して取り組んできた医療過疎対策では、五期を務めた都議時代、四百床の順天堂病院の開設で増床を実現させた。住民目線を貫いてきた自負がある。

 妻、息子と暮らす自宅庭でプルーン、キウイなど果樹を育てる。囲碁は初段で、現在は英会話に挑戦中。(原尚子)

◆前川燿男(まえかわ・あきお)さん 72 無現<1>=自公民

◇至福の時は寝る前の読書

 東京大卒業後、福祉に従事したくて都庁に入り、障害者福祉に携わった。後に福祉局長や知事本局長を務め、東京ガス執行役員を経て、四年前に「全く考えていなかった」という政治の世界に転身した。

 「行政のプロ」として、都庁時代の知識や経験を区政に生かす。子どもや高齢者、障害者など福祉と医療に力を入れる。区民の参加と協働による区政を進めたいと始めた意見交換会は七十回を数え、区長宛ての手紙には全て目を通す。

 時間のある週末には、石神井川沿いなどをジョギングして気分転換する。寝る前の読書が「人生最大の楽しみ」。若い時は小説が多かったが、最近は科学や思想哲学に関心が向く。

 座右の銘は、勝海舟の言葉を引用し「行蔵(こうぞう)は我に存す褒貶(ほうへん)は他人にあり」。鹿児島市出身。練馬に住み三十年以上になる。一人息子は独立し妻と二人暮らし。 (渡辺聖子)

 

この記事を印刷する