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NT再生など争点 多摩市長選、現新3人届け出

東京

2018年4月10日

 多摩市長選は八日告示され、いずれも無所属で、新人の会社員松田道人さん(44)、三選を目指す現職の阿部裕行さん(62)、新人の元会社員高橋俊彦さん(79)の三人が立候補した。人口の七割が集中する多摩ニュータウン(NT)の再生や高齢化社会への対応などが争点となっている。

 前回に続き挑戦二度目の松田さんは多摩センター駅前で第一声。「AI松田」と手書きしたTシャツ姿でマイクを握り「少子高齢化が進む難しい時代を乗り越えるためAI(人工知能)に頼る必要がある」と強調。「公正でスピードがありデータを蓄積できる」とメリットを挙げ「AIで新しい市政を」と繰り返した。

 阿部さんは、聖蹟桜ケ丘駅前で、有権者に届け出を報告。保健と介護の総合窓口である地域包括支援センターが今月、近くにオープンしたことに触れ、自身の福祉施策「健幸(けんこう)まちづくり」をアピールした。三期目はシティーセールスに尽力する意向を示し「多摩市はまだ健在。もっと発展できる」と力を込めた。

 多摩センター駅前で初演説の高橋さんは「選挙カーもない一介の市民」と、拡声器を使わずにアピール。定年後に学んだ都市計画の知識を踏まえ、現市政の公共施設整備計画を「市民の声を後で聞いている。基本的なルールを無視している」と批判。「経験豊富な市民や市職員と新しい街づくりを目指す」とした。

 同時に告示された市議補選(被選挙数二)には、元職二人と新人一人の三人が立候補した。投票は十五日に行われ即日開票される。七日現在の選挙人名簿登録者数は十二万五千五百二十七人。 (栗原淳)

多摩市長選立候補者(届け出順)

◆松田道人(まつだ・みちひと)さん 44 無新

会社員▽上智大

<公約>▽地域仮想通貨「TAMAコイン」の発行▽人工知能(AI)によるバス路線の適正化▽自動走行の自動車を導入し高齢者の移動手段確保

◆阿部裕行(あべ・ひろゆき)さん 62 無現<2>

市長(元)日本新聞協会事務局次長▽日大

<公約>▽子ども・若者総合支援条例の制定▽市民・大学などと連携しシティセールス計画策定▽住民自治担当の副市長ポスト新設

◆高橋俊彦(たかはし・としひこ)さん 79 無新

(元)大学院非常勤講師・会社員▽都立大院

<公約>▽公共施設改築の浪費、乱脈計画の見直し▽市民ニーズにマッチした長期総合計画の策定▽市民が政策提言できる仕組みづくり

◇多摩市議補選立候補者(被選挙数2−候補3)=届け出順

菅原重美 69 NPO法人理事 共元<5>

春日亀小判 25 学習塾代表 立新

桐木優 40 ケアマネジャー 自元<1>

 

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