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アートで伝える 四谷 絵画や写真など172点

東京

2018年4月2日

荒木町の路地に創作した建物を加えた造形など立体作品も=新宿区で

 新宿区四谷地域の住民らが地元をテーマに企画した初の公募展「四谷アートフェスティバル」が一日、同区四谷の四谷ひろば(旧四谷第四小学校)などで開幕した。旧花街の荒木町や、ヒットしたアニメ映画「君の名は。」に登場する須賀神社(同区須賀町)などを取り上げた絵画や写真、立体作品百七十二点が並ぶ。二十九日まで。(増井のぞみ)

 住民らでつくる実行委員会がホームページや関東地方の美術館を通じて作品を募集。関東や関西などの大学生から八十代までの六十一人、地元の小中高生九十人から応募があった。フェスは、全作品を四谷ひろば、スーパー「丸正総本店」、四谷地域センターの三会場で展示し、最終日に優秀作品を表彰する。

 荒木町でとんかつ店を営む鈴木洋一さん(71)は、荒木町の二十年前と最近を描写した水彩画二点を出品。「路地や坂道、階段が特徴の町。建物など街並みの変遷を知ってもらえれば」と話す。

 練馬区の歯科医師、川村省吾さん(60)は四谷見附橋を水彩画で描き「夕日で人の影が伸びる様子や街灯が気になり、何度も写真を撮りに来た」と話した。来場した新宿区の自営業、野口智子さん(65)は「なじみある風景ばかり。暮らしが伝わってくる」と笑顔を見せた。実行委員長の鈴石弘之さん(72)は「応募作品が予想を超えて多かった。今後も定期的に続け、アートでにぎわいをつくっていきたい」と語った。

 

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