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かるたで神保町グルメ 「いもや」「さぼうる」など44店紹介 共立女子大学生が作成

東京

2018年3月29日

共立女子大の学生が作成した神保町グルメかるた=千代田区で

 共立女子大(千代田区)の学生が、キャンパスに近く、カレーや中華などの有名店が集まる神保町エリアのグルメかるたを作成した。近接する千鳥ケ淵周辺で開催中の「千代田のさくらまつり」に合わせ、「花見客らにも名店を知ってもらいたい」と31日、神田神保町を中心に数量限定で配布する。 (神野光伸)

 かるたを手掛けたのは、家政学部建築・デザイン学科デザインコース四年の七人。神保町の活性化を目指す授業の一環で、全四十四の店を紹介した。「サクサク揚げたて激安天丼 いもや」「まるで異世界昭和の喫茶 さぼうる」など、各店の雰囲気や名物メニューを、イラストと読み札に落とし込んでいる。

 リーダー役の池ノ谷玲香さん(22)は、今月末に閉店する天丼店「いもや」で、たくさんのサラリーマンらに交じって天丼を味わった。創業から約六十年、千円以下で食べられる天丼を求める人たちで連日ごった返す老舗を訪れ、「せわしなく動く店主らに答えるように皆黙々と天丼を食べていた。その様子に独特の人情味を感じた」。

 イラストの一部を担当した田野萌佳さん(22)も十店舗近くに足を運んだ。「初めて訪れる店で、店主らの温かさを実感した」と振り返る。

 二人とも普段飲食する場所はチェーン店のレストランが多かったというが、池ノ谷さんは「神保町は庶民に愛される個人経営の名店が多いと知った。かるたなら店名も覚えやすいし、雰囲気も伝わりやすい。なくなってしまう名店も街の記録として残せるのでは」と語る。

 三十一日は、紹介した四十四店で飲食し、所定のチラシを見せると数量限定でかるたをもらえる。神保町交差点のビル前でも、かるたが当たる福引を実施する。

 紹介店の情報は、共立女子大のホームページにもアップする予定という。

 

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