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<ニュース読者発>服で子どもの安全守る 文化服装学院の学生ら制作

東京

2018年3月27日

反射材や蛍光生地を使った「子ども安全服」を展示した会場=千代田区六番町で

 「子どもを交通事故から守るファッション」をテーマに、専門学校の文化服装学院(渋谷区)の学生が制作した「子ども安全服」が、千代田区六番町の主婦会館プラザエフで展示されている。本紙読者で、同学院講師の吉村とも子さん(40)らが指導。反射材や蛍光生地を使ったカラフルな作品が並ぶ。四月二十九日まで。 (奥野斐)

 消費者団体の主婦連合会(主婦連)が、子どもの安全を守る服を知ってもらいたいと企画した。背中に反射材を配置し、ランドセルの上から覆うレインコートや、手を上げた時にドライバーに見えやすい脇の下に蛍光生地を使ったシャツなど、学生三チームの作品とデザイン画十点を展示。安全な子ども服を選ぶポイントの紹介パネルもある。

 講師の吉村さんが、学院内で蛍光生地や反射材の規格が決められた「高視認性安全服」を展示したのが取り組みのきっかけだ。昨年五月から、一般財団法人ニッセンケン品質評価センター(台東区)と組み、ファッション工科基礎科の一年生約百人が制作した。

 歩行中の子どもの交通事故では、七歳の死傷者数が突出して多く、一人で行動する時間が増える就学前後が目立つ。

 主婦連副会長の柿本章子さん(60)は「日本の子どもの安全を守る取り組みは欧米に比べ遅れている。春休みや新学期を迎えるこの時期、展示を見て注意喚起につなげてほしい」と話す。午前九時〜午後七時(土日祝日は午後五時まで)。無休。入場無料。問い合わせは主婦連=電03(3265)8121=へ。

 

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