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海外からロケ呼び込め 台東区 4K動画制作

東京

2018年3月26日

「上野東照宮」海外の映像制作者向け4K動画より、台東区提供

 海外からロケ隊を呼び込もうと、台東区は海外の映像制作者向けに、区内の撮影スポットを紹介するプロモーション動画を4Kの高画質で制作した。登場するのは全て過去に撮影実績のある場所で、相談や交渉に応じやすい。「ユーチューブ」でも公開している。 (井上幸一)

 四分十秒の映像のタイトルは、「TAITO CITY FILM COMMISSION INTRODUCTION(タイトウ・シティー・フィルム・コミッション・イントロダクション)」。区観光課によると、ロケ誘致目的に特化した映像は珍しい。区への撮影依頼は年間約三百四十件あるといい、うち約五十件が海外からという。浅草地域の希望が中心だが、動画にはあえて雷門を収録せず、銭湯や禅寺など、多彩な文化資源をアピールした。

 担当者は「映像は過去にロケをした場所なので、制限はあるかもしれないが、撮影の相談には乗ることができる。攻めの『営業』をしていく」と、売り込み要素を強調する。二〇一八年度からは英語対応できるスタッフを加え、海外からの受け入れ環境を整えるという。

 浅草寺や上野公園があり、東京を代表する観光地の台東区は、ドラマ、映画、CMなどの舞台となりやすい。二〇年の東京五輪・パラリンピックを控え、海外のロケ隊からの相談も増加している。

 区では、〇四年からフィルム・コミッション事業を開始、撮影許可の申請代行、施設管理者との調整・交渉などをしている。

 

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