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芸者と歌舞伎役者の競演 来月13日 浅草公会堂で初

東京

2018年3月21日

来場を呼びかける浅草芸者のすず柳さん(右)と、浅草おかみさん会の冨永理事長=台東区で

 浅草花柳界の雅(みやび)と粋を分かりやすく伝える公演「浅草会〜浅草芸妓(げいぎ)と仲間たち〜」が四月十三日、浅草公会堂(台東区浅草一)で初めて催される。歌舞伎役者の市川九団次さん、八王子芸妓連も加わり、浅草の芸者衆や幇間(ほうかん)連と、にぎやかな舞台を展開。客席と一体で盛り上がれるように趣向を凝らす。 (井上幸一)

 浅草おかみさん会と、浅草観光連盟が主催。浅草寺裏手の花街の料亭で、踊りや三味線でもてなす浅草芸妓連、巧みな話術などで宴席を盛り上げる幇間の芸を広く伝えようと企画した。料亭の数は減少しており、浅草の伝統文化を活性化しようとの狙いもある。

 舞台は、浅草のイベントを盛り上げる振袖ガールズの「東京音頭」で幕開け。芸者衆や幇間が踊る曲は、「梅は咲いたか」「木やりくずし」「かっぽれ」といった、よく知られている俗曲、端唄、歌謡曲などを選んだ。プログラムには歌詞を載せ、客席で口ずさむこともできる。

 市川海老蔵さんの門弟の九団次さんは、歌謡曲「月は無情」を浅草芸者と踊るなど、普段は見せないパフォーマンスを披露。八王子芸妓連は、振袖ガールズから八王子芸者に転じた成華(せいか)さんの縁もあっての参加となる。

 出演する浅草芸者のすず柳(りゅう)さんは、ポスターを手に「すてきな舞台にしたい」と意欲的。おかみさん会の冨永照子理事長は「歌舞伎役者も一緒になってのコラボレーションは珍しく、新しい試み。気軽に楽しんで、芸を身近に感じてほしい」と来場を呼びかけている。

 昼の部(午後一時〜)、夜の部(同四時半〜)の二回公演。チケットは五千円、三階席は千二百円(いずれもワンドリンク付き)。申し込み、問い合わせは、浅草おかみさん会(十和田)=電03(3842)0333、浅草観光連盟(土日祝休)=電03(3844)1221=へ。

 

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