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西多摩暮らし魅力発信 ネットで資金 地元団体が本作成

東京

2018年3月18日

西多摩の魅力を紹介する「西多摩に暮らす」

 西多摩地域の八市町村(青梅、福生、羽村、あきる野市、瑞穂、日の出、奥多摩町、檜原村)の魅力を紹介する書籍「西多摩に暮らす」が完成した。地元の各種団体でつくる「西多摩を考える会」(伊藤博元会長)がインターネットで資金を募るクラウドファンディングを活用して作成。観光スポットだけでなく、人々の暮らしにも焦点を当て、訪れる人たちに楽しみ方を提案している。 (服部展和)

 同会は、地元の魅力を発信して地域おこしにつなげようと、西多摩地域の農林漁業や商工業、観光協会などの二十一団体が二〇一五年九月に設立。書籍出版を目指して昨年十月の一カ月間、クラウドファンディングを実施し、百三十九の企業や団体、個人から目標の百万円を上回る百八十五万五千円が寄せられた。

 会員団体から提供された情報をえりすぐり、立川市の出版社「けやき出版」の社員が各地を巡って取材した。藍染め工房や和紙工房、酒蔵など、そこで働く人たちの情熱や地域への思いを通して、西多摩の魅力を伝えている。

 自然を相手に奮闘する農業者や林業者の姿も浮き彫りにした。多摩川と支流の「江戸前アユ」を復活させる漁業協同組合の取り組みなども掲載した。

 桜の花見や祭り、花火大会など四季折々のイベントも紹介。写真やイラストをちりばめ、楽しみ方を提案している。同会事務局の原島秀広さん(65)は「西多摩に足を運ぶきっかけにしてもらえればと、構想から完成までに一年半をかけ、地元育ちの私でも知らなかった情報を盛り込んだ」と話している。B5判、百四十四ページ。一部千二百円(税別)で、同会事務局(青梅法人会内)のほか、今月下旬から書店でも販売する。問い合わせは同会事務局=電0428(24)8863=へ。

 

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