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火災で連携 男性を救助 八王子消防署が4人に感謝状

東京

2018年3月6日

感謝状を受けた(左から)野口恵理子さん、野口典雅さん、新見勝弘さん、井島久志さん=八王子市で

 八王子市内で先月あった住宅火災で、互いに協力して逃げ遅れた男性(54)を助け出したとして、八王子消防署は五日、三人に消防総監感謝状を、一人に八王子消防署長感謝状を、それぞれ贈った。

 消防総監感謝状を受けたのは救助に当たった人形劇団代表井島久志さん(65)、会社員新見勝弘さん(45)、会社員野口典雅さん(53)の三人。一一九番をした野口さんの妻恵理子さん(53)が八王子消防署長感謝状を受けた。同消防署で贈呈式があり、手塚徳(ただし)署長が四人に感謝状を手渡した。

 火災は二月十四日午前七時五十分ごろ発生。火元住宅の北側に住む井島さんが、この住宅の二階から煙が出ているのを見つけた。井島さんは新見さん宅と野口さん宅のインターホンを鳴らして火災を知らせ、近隣住民にも大きな声で知らせて回った。

 野口さんは外に出て火災を確認し、妻の恵理子さんに一一九番通報を頼んだ。その後、三人が二階ベランダに逃げ遅れた男性がいるのを確認。庭にあった脚立を利用するなど、三人で連携して救助した。男性は全身にやけどを負ったが、命に別条はなかったという。

 三人は「火元住宅に人がいるのが見え、何とかしようと夢中だった」「怖かったが、助け出せてよかった」などと話していた。 (萩原誠)

 

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