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<論戦 都議会>代表質問 入札改革、見直し前向き

東京

2018年3月2日

代表質問に対して答弁する小池百合子知事=都議会議事堂で

 都議会の定例会は一日、代表質問が行われた。小池百合子知事は、昨年六月から試行している入札契約制度改革について、小さな工事では予定価格を改革前の入札前公表に戻すことに前向きな姿勢を示した。

 入札改革は、競争性を高めるため、予定価格の公表を入札前から入札後に変え、応札が一者だった場合は入札を中止することが柱。

 代表質問で公明の東村邦浩幹事長は、入札後公表により、中小の建設会社では価格を積算する業務の事務負担が大きくなっていると指摘。抜本的な見直しを求めた。

 小池知事は「提案の内容をしっかり受け止める」とした上で、「(有識者による)入札監視委員会で検証を進め、より良い制度の構築に向けて取り組む」と述べた。

 都民ファーストの会の増子博樹幹事長は、都政改革の進め方をただした。小池知事は「顧問の活用のあり方、職員の主体的な参画の観点から、新たな(改革の)推進体制を構築するよう指示した」と説明。外部から招いた都顧問が主導して、改革を進める手法を見直す考えも明らかにした。

 知事の都政運営については、自民の秋田一郎幹事長が「顧問の意見を偏重し、都議会の頭ごしに各種施策を記者会見などで発表し、既成事実化する手法が横行している」と批判した。(榊原智康)

 

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