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かわいい園児びな 墨田の幼稚園

東京

2018年3月2日

カラフルな衣装をまとい、ひな人形に扮(ふん)した園児たち(墨田区提供)

 三月三日の桃の節句を前に、墨田区の私立向島文化幼稚園(八広六)で二月二十八日、園児がひな人形の姿になる「生き雛(びな)様 ひなまつり」の会が開かれた。

 開園した一九五一年からの恒例行事で、今回で六十八回目。戦後間もない開始当時は、空襲などでひな人形を消失したり、壊されたりした家庭があり、園児がみなで節句を祝えるようにと、教諭や保護者が衣装や小道具を手作りして生き雛様を始めたという。

 会場のホールには、机やいすで四段、高さ約二・五メートルのひな壇がつくられ、カラフルな衣装を身に着けた年長の園児十九人がすまし顔で並んだ。お内裏様役の男児は、衣冠束帯(いかんそくたい)の正装。おひなさま役の女児は、十二単(ひとえ)に金の冠をかぶり、口紅とおしろいで化粧をしてはにかんだ。

 ホールには全園児が集まり、「かわいい」「かっこいい」と、大興奮。約百八十人で「うれしいひなまつり」を元気に合唱した。(井上幸一)

 

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