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JR田端駅、線路際の金魚 近くの池に引っ越し 6日未明終電後

東京

2018年3月2日

JR田端駅の線路脇にある「鑑賞池」=北区で

 「金魚たちは他の池に引っ越しをします。大変長らくのご愛顧、誠にありがとうございました」。北区のJR田端駅構内に一日、こう記したポスターが掲示された。JR東日本によると、駅の線路脇にある小さな人工池の金魚を六日未明の終電後、近くのJR施設内にある池に移す。

 人工池は、京浜東北線が走る一番線沿いの石垣と線路との間の狭い場所にあり、国鉄時代に作られた。「鑑賞池」と名付けられ、そばを頻繁に電車が通る中、金魚七匹がのんびりと泳ぎ、乗客の目を楽しませてきた。しかし、石垣の耐震工事を本格実施するのに伴い、撤去する方向となった。

 池は一九七〇年ごろ、当時の駅員が自費で作ったことに始まるが、現在の池は、当初のものとは異なるという。JR東によると、池の変遷に関する記録はなく、今の金魚がいつから生息しているかも不明だ。

 ポスターを見た北区の女性(49)は「寂しいですね。引っ越し先でも大事にしてもらって、元気に過ごしてほしい」と語った。

 

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