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30年後の八王子に思い タイムカプセルを埋設 子どもたちがメッセージ

東京

2018年2月25日

タイムカプセルを持つ生徒たち=八王子市で

 「みんな笑顔で楽しく暮らせていますか」「今でも八王子が好きですか」−。八王子市の子どもたちや市民らが24日、将来に向けたメッセージや自分たちが住んでいる街への思いを詰めたタイムカプセルを、同市の富士森公園こども広場に収めた。タイムカプセルは、メッセージを寄せた子どもたちがまちづくりの中心になっている30年後に開封する。 (萩原誠)

 八王子市が二〇一七年度に市制百周年を迎えた記念事業の一環。さまざまな記念事業を展開する中で、健康福祉や自然環境、産業振興、芸術文化など八つのテーマに分けて街の将来像を語り合うビジョンフォーラムを一年間かけて開いてきた。

 記念事業のフィナーレとして今月四日に「子どもミライフォーラム」を開催。小学生から高校生までの児童、生徒たちが中心になって将来のまちづくりへの提言をまとめた。

 タイムカプセルには、子どもミライフォーラムで寄せられた未来へのメッセージや、フォーラムでまとめた提言、小中学生らが未来の姿を想像して描いた「子ども絵画コンテスト」の入賞作品などを封入。市制百周年を迎えた街の様子やこれまでの歴史を記載した記念誌も入れた。

 収納式では石森孝志市長が「若い世代が将来に向けて、夢が持てるまちづくりをこれからもしていきたい」とあいさつ。子どもミライフォーラムのとりまとめ役を務めた生徒たちが、高さ六十六センチ、直径三十センチのタイムカプセルを、深さ一・五メートルの地中に埋めた。

 封入式に参加した高校一年生の天野奈津子さん(16)は「子どもから大人まで、住んでいる人の意見を聞いて、みんなで手を取り合って生活できる街になってほしい」と三十年後に思いをはせ、中学二年生の高麗(こま)猛斗さん(14)は「八王子の伝統を守りつつ、発展し続ける街になってほしい。そのために自分ができることで貢献していきたい」と力を込めた。 

 

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