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<多摩の予算案>昭島市 「クジラの街」PR

東京

2018年2月23日

化石のレプリカを展示する教育福祉総合センター(仮称)のイメージ図(昭島市提供)

 一九六一年に市内で発見された古代クジラの化石「アキシマクジラ」が群馬県立自然史博物館などのグループによって新種認定されたのを記念し、イベントなどを通して「クジラの街」をPRする。二〇二〇年三月の開館を目指す教育福祉総合センター(仮称)には、全長一三・五メートルの原寸大レプリカなどを展示する計画だ。

 化石は小学校教諭だった故田島政人さんがJR八高線近くの多摩川河川敷で発見。約二百万年前の地層から発掘されたほぼ全身の骨格化石で、国立科学博物館新宿分館で保管されていた。自然史博物館の木村敏之学芸員らのグループが研究の結果、新種と結論づけ、一月発行の日本古生物学会の英文誌に論文を掲載。学名は市名にちなんで「エスクリクティウス・アキシマエンシス」とした。

 これを記念し、四月二十二日に木村学芸員らの講演会を市役所で開催。この日を含むさまざまなイベントにアキシマクジラの特設ブースを出展する。看板やパンフレット、ピンバッジ、シールなども作る。

 教育福祉総合センター(仮称)のエントランス天井には、化石の原寸大レプリカをつり下げる。実物の化石の一部や全長二メートルの生体復元模型も展示し、アキシマクジラが泳ぐ姿をイメージしたコンピューターグラフィックス(CG)映像を流す。市教委社会教育課の伊藤雅彦課長は「市民とも協力し、『くじらタウン昭島』の魅力を発信したい」と話した。(服部展和)

 

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