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町田市長選告示 現新3氏の争いに 25日に投開票

東京

2018年2月19日

 任期満了に伴う町田市長選と同市議選(定数三六)が十八日告示され、市長選にはいずれも無所属で、新人の元市議河辺康太郎さん(38)、四選を目指す現職石阪丈一さん(70)=自民、公明推薦、元小学校教諭の新人木原信義さん(68)=共産、自由推薦=が立候補を届け出た。現市政が打ち出しているスポーツ施設の整備や新美術館建設などの公共事業の是非を主な争点に、論戦が展開される。

 市議選には四十四人が立候補した。両選挙とも投開票は二十五日。十七日現在の選挙人名簿登録者数は三十五万六千八百七十六人。 (栗原淳)

◆立候補者の第一声(届け出順)

◇税金の使い方を争点に 河辺 康太郎さん(38)無新

<略歴> (元)市議・民進党支部幹事長▽中大

<公約>▽駅前に民設民営でのスタジアム整備を検討▽工芸美術館整備事業の費用対効果を検証▽薬師池公園整備で民間と協業しコスト縮減を    

 河辺さんは午前十時から同市根岸二の事務所前で出陣式に臨んだ。応援に駆け付けた地元選出の希望の党の伊藤俊輔衆院議員や、連合の地域組織の幹部らと握手を交わし、「届け出順は一番。選挙戦も一番を勝ち取りたい」と力を込めた。

 市立陸上競技場(野津田町)の観客席増設計画を例に「巨額の費用が市民の未来のために使われるか疑問だ」と現市政を批判。「一方で身近な行政サービスが削られている矛盾がある。税金の使い方を争点に掲げ、町田市がもっと元気になるために全力で訴える」と支持を呼び掛けた。

◇町田駅前にモノレール 石阪 丈一さん(70)無現<3>=自公

<略歴> 市長(元)横浜市港北区長・横浜市職員▽横浜国大

<公約>▽保育所待機児童をゼロに▽多摩都市モノレール、小田急多摩線の早期延伸を実現▽町田駅前交通広場の拡張▽文化芸術ホールの整備 

 JR町田駅前の繁華街で行われた石阪さんの第一声には、自民党の小倉将信衆院議員、丸川珠代参院議員、公明党の小磯善彦都議ら推薦する両党の関係者が顔をそろえた。

 演説ではまず「子育て世代が全国で最も多く転入しているのが町田市」と、施策の成果を強調。特養ホームの建設費の半額を助成する制度でも施設の充実が図れているなど、三期十二年の実績を列挙した。今後の最優先課題として「この駅前に多摩都市モノレールを通すこと」とし、事業を軌道に乗せることを第一の公約に掲げた。

◇子ども一人一人 大切に 木原 信義さん(68)無新=共由

<略歴> (元)都教組支部副委員長・小学校教諭▽横浜国大

<公約>▽認可保育園増設で待機児童ゼロ▽コミュニティーバスなどで交通不便地域解消▽憲法九条改悪反対▽厚木基地の米軍機爆音被害の軽減

 木原さんは小田急線町田駅前で第一声。共産党の池川友一都議らのエールを受けてマイクを握り、「市民による市政を実現するため、市長に押し上げて」と切り出すと、支援者から拍手が起きた。

 「子ども一人一人を大切にする気持ちを市政運営に生かす」と小学校教諭を四十年務めた経歴を踏まえて語り、「都内では当たり前になっている中学校の全員給食を実現する」と強調した。また母を介護した経験にも触れ「年金でも入れる特養ホームの建設が求められている」と福祉重視の姿勢をアピールした。

 

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