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市街地の地震危険度 足立、荒川、墨田で半数

東京

2018年2月16日

危険度が高いとされる足立区柳原2丁目周辺=足立区で、本社ヘリ「おおづる」から

 都が十五日に公表した市街地の地域危険度は、大地震が起きた時にそれぞれの地域がどれぐらい危険かを、五段階のランクと順位で示したものだ。総合危険度が高い上位の百地域をみると、足立、荒川、墨田の三区で半数を占めた。 (榊原智康)

 百地域の内訳は、最も危険なランク5が八十五地域、ランク4が十五地域。区市町村別では、足立区が二十二地域、荒川区が十四地域、墨田区が十三地域などとなった。

 古い木造住宅などが密集する地域の危険性が、あらためて浮き彫りになっている。

 一方で、地域同士を比べつつ相対的に評価しているため、例えばA地域の安全性が向上しても、B地域の安全性がもっと向上していれば、A地域のランクや順位が悪くなる可能性がある点にも注意が必要だ。

 都の担当者は「安全性が向上しても、危険度の順位に必ずしも反映されない場合がある」と説明。「都内全体で見れば、建物の耐震性向上や火災の起きにくさなど、市街地の防災性は着実に向上している。都民の意識向上につなげ、防災対策を加速させていきたい」としている。 

 

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