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障害者芸術と製造業つなぐ 13歳ソウルさん、日野で作品展

東京

2018年2月12日

会場で自作の絵を見るソウルさん(右)と父親ジェフリーさん(左)、弟ケイレンさん=日野市で

 自由で個性的な作品が多いことなどから注目を集めるエイブルアート(障害者芸術)の作品展「アクリリック・ソウル」が11日、日野市多摩平の森産業連携センター(PlanT、多摩平2)で始まった。12日まで。

 展示しているのは、シンガポール在住で米国人の父親と日本人の母親をもつソウルさん(13)の作品14点。ソウルさんは幼いころ自閉症と診断され、母親の勧めで7歳ごろから始めた絵で才能を発揮。部屋の中を展開図のような構図で描くなどの独自のスタイルを持つ。

 芸術を介して社会の問題の解決方法を模索する日野市の任意団体「アートバーサル」の渡辺涼さんが、ソウルさんの才能を認めて展示会を主催した。

 原画をアクリル板に印刷して展示しているのも特徴だ。細密な線の濃淡まで再現した印刷には、立川市のプラスチック加工「泰興物産」が協力。これまでつながりが希薄だった芸術と技術力のある製造業を結び付ける試みという。12日の展示は午前11時〜午後5時。入場無料。 (水谷孝司)

 

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