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<23区の予算案>荒川区 図書館の本、街の中へ

東京

2018年2月9日

読書環境の充実を図る西川太一郎区長

 読書環境を充実させる施策に九億七千三百五万円を計上。二〇二〇年度開設を目指し、尾久図書館を宮前公園に移転新築するほか、図書館で使わなくなった書籍や寄贈本をコミュニティースペースなどに置く「街なか図書館」を始める。

 最大十二カ国語に対応する通訳サービスを、六百六十九万円をかけ区に導入。タブレット端末画面上のオペレーターが通訳する仕組みで、区役所窓口に設置するほか、出先でも職員が携帯し、ゴミ出しルールの啓発などをする。外国人が区の人口の8%以上を占め、ベトナム人やネパール人も急増しており、こうした人たちのニーズに応える。

 強い揺れがあった際に電気を自動的に止め、停電復旧時の通電火災を防ぐ「感震ブレーカー」と、照明が消えたときに使える「自動点灯ライト」を、高齢者のみや障害者がいる世帯に無料配布する。

 荒川総合スポーツセンターの整備などで普通建設事業費が、私立保育園運営費増加などで扶助費が増加。一般会計総額は過去最大規模で前年度比4・6%増の九百九十五億円となった。西川太一郎区長は「区民に幸福を実感してもらう」と強調した。 (中村真暁)

 

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