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<23区の予算案>台東区 江戸文化の掘り起こし

東京

2018年2月7日

「江戸ルネサンス」事業について語る服部征夫区長

 今年を「江戸ルネサンス元年」と位置付け、区内に残る江戸の歴史、文化を生かした施策を展開する。

 江戸期に創業し、現在も区内にある事業所を顕彰、国内外にPRする新たな事業に二百三十四万円を計上。「江戸下町伝統工芸館」(浅草二)を約二億三千五百万円でリニューアルし、タッチパネルなどで情報発信力を強化する。工事期間は五月〜二〇一九年三月。

 隣の墨田区と連携し、共同イベント「江戸を守った男たち」(仮称)も開催。上野公園、墨田区役所の広場にそれぞれ像が立つ江戸無血開城の立役者の西郷隆盛と勝海舟、勝を含め「幕末の三舟」と称され台東区内に眠る山岡鉄舟、高橋泥舟に焦点を当てた講演会、史跡巡りなどを催す。

 服部征夫区長は「江戸の文化、庶民生活は誇るべきもの。宝の山を掘り起こして、江戸に学び、未来に結び付けたい」と意気込む。

 二〇年の五輪・パラリンピックに向け、公衆トイレの改築、改修を推進。駒形橋際トイレの外観をあんどんのデザインにするなど、江戸の粋も取り入れる。

 待機児童対策など行政需要が増え、一般会計は初めて一千億円を突破した。

 (井上幸一)

 

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