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<23区の予算案>港区 「やさしい日本語」を普及

東京

2018年2月2日

「地域共生社会を目指した予算」と強調する武井雅昭区長

 「地域共生社会」を掲げ、子どもや高齢者、障害者のほか人口の約8%を占める外国人が住みやすい街づくりを進める。

 日本語に不慣れな外国人や障害者も理解しやすいように「やさしい日本語」を広めていく。例えば「高台へ避難してください」は「高(たか)い ところへ 逃(に)げて ください」とする。職員らへの研修を行い、窓口での対応や住民へのお知らせの文言を変えていく。こうした研修は住民向けにも行い、「やさしい日本語」で外国人とボランティアが交流するイベントを開いたりする。これらの事業に七百三十万円を計上した。

 武井雅昭区長は「情報量が飛躍的に増える。誰もが安心して暮らすための取り組みだ」と話した。

 「港区AI(人工知能)元年」として、情報通信技術による区民サービス向上と業務の効率化のため、六千九百七十三万円を盛り込んだ。フェイスブックのチャット機能を活用し、外国人からの生活に関する問い合わせに英語か「やさしい日本語」で二十四時間自動回答する。一般会計は震災復興基金を含めた前年度に比べ減少したが、民生費が15%増で福祉に手厚い編成となった。(原尚子)

  

 

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