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五輪通じ世界学んだよ コシノジュンコさんら招き

東京

2018年1月30日

4年生の児童によるファッションショーを見詰めるコシノジュンコさん(壇上左から2番目)と松下さん(同左端)=台東区で

 台東区立上野小学校(東上野六)の体育館で二十六日、国際的に活躍するデザイナーのコシノジュンコさん、作曲家で東京芸大副学長の松下功さんを招いて、五輪・パラリンピックから世界の国々を学ぶ教育の発表会が開かれた。「(CMで演じた)ブルゾンちえみの母じゃなくて、コシノジュンコと覚えて」と語って子どもの心をつかんだコシノさんを前に、ファッションショーも開かれた。

 異文化理解を深め、国際社会を生きる創造性豊かな子どもを育成する取り組み。五輪が開かれる二〇二〇年に向け、松下さんらの指導で一六年度の六年生が作詞・作曲した「マーチ<明日へ>」を全校児童約三百三十人で歌った。米国、インド、赤道ギニアなどの国や、五輪、パラリンピックについて、学年ごとに調べた内容も披露された。

 日本の伝統文化を学んだ四年生は、着物を基にデザインした服でファッションショー。モデルのようにゆっくりと歩き、それぞれが決めのポーズをとった。「アバンギャルド(前衛的といった意)ですごくいい」「グリーンの色がきれい」などと、コシノさんが個別に感想を述べる場面もあった。コシノさんは「一生懸命やったと思う。この体験は大きい」と、子どもたちの努力をたたえていた。

 最後はコシノさんと松下さんのトークショー。コシノさんは「思ったことを口に出すと実現する。夢が具体的になると本気になり、周りが応援してくれる」、松下さんは「何かができるんじゃないかと、ワクワク、ハラハラ、ドキドキする気持ちを持って」と子どもたちに呼びかけた。(井上幸一)

 

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