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足立の女性区議「マタハラ」訴え 乳児と協議会出席止められ

東京

2018年1月26日

 足立区議会の長谷川貴子区議(44)が乳児を連れて全員協議会に出席しようとしたことを民進党会派を組んでいた同僚の男性区議三人に止められ、「マタニティーハラスメントを受けた」と訴えた。男性区議たちは強く否定しており、両者が対立する騒動が起きている。対応を求められた議会側も困惑している。

 長谷川区議が今月四日、金田正議長に「政治倫理検討委員会」(政倫委)の開催を要望し、表面化した。名指しするのは鈴木明区議(63)、米山泰志区議(51)、小椋修平区議(43)の三区議。昨年一月末の全員協議会の五日前、長谷川区議の夫に急きょ予定が入り、他の預け先も見つからなかったため、生後四カ月の娘を連れて協議会に出席する意思を三区議に打診したところ「反対され、怒鳴られるなど精神的ショックを受けた」という。

 男性区議側は本紙の取材に「赤ちゃん連れで出席するには規則の変更が必要で委員会に諮る手続きもある。直前の申し出で今回は無理だと説明した」(鈴木区議)、「怒鳴っていない。一方的な中傷だ」(小椋区議)などと語っており、今月十七日に反論文を議長に提出した。

 金田議長は取材に「(物証がなく)調べようがない。仮に政倫委を開いてもマタハラの有無を判断できない」と苦慮しており、月内に各会派の代表者らと対応を協議する方針。同会派は昨年十二月末に解散している。 (川田篤志)

 

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