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「淵の森」維持へ 年1度の大掃除 宮崎駿監督ら260人が下草刈り

東京

2018年1月22日

 映画監督の宮崎駿さん(77)が会長を務める市民団体「淵(ふち)の森の会」の下草刈りが21日、東村山市と埼玉県所沢市にまたがる雑木林であり、宮崎監督やファン、両市の市民ら約260人が汗を流した。

 柳瀬川の左岸に広がるこの雑木林は「淵の森」と呼ばれ、宮崎監督がアニメ映画「となりのトトロ」の構想を練ったとされる。1997年、所沢市に住む宮崎監督が寄付した3億円を原資に両市が購入。その後も買い入れ、現在の面積は約6200平方メートルになった。毎年1月に下草刈りを行うなど、会が中心となって手入れをしている。

 参加者たちは、増えすぎたササの一種のアズマネザサや地表を覆うキヅタを刈り取り、さまざまな植物が成長しやすい環境を整えた。

 宮崎監督は「1年に1回だが、林を維持する上で大事なイベントになっている。難しく考えずに続けていければ」と話した。中野区の俳優広富絵理奈さん(25)は「活動を通して自然の大切さを学び、自分なりに考えられるところがいい」と笑顔を見せた。 (服部展和)

 

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