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商店軒先のぬくもり写す 池上線 大田で写真展

東京

2018年1月20日

「昭和の人とモノの関わりを、今の人にも知ってほしい」と話す写真家の監物さん=大田区で

 蒲田(大田区)と五反田(品川区)を結ぶ私鉄沿線の個人商店を被写体にした写真展「昭和の顔と貌 東急池上線の走る街」が十九日、大田文化の森(大田区中央)で始まった。

 大田区育ちで、区内で高校教員も務めた写真家の監物(けんもつ)博さん(84)が、二〇一二年から三年間かけて撮った写真を並べた。昭和の時代から営業する青果店や時計店、喫茶店などで、店舗の正面と仕事の道具や商品に囲まれた店主の姿を、組み合わせて展示した。新聞紙と経木で魚を包む、昔ながらのやり方を続けている鮮魚店などを紹介している。

 監物さんは「昔はこんなお店ばかりで、モノを買うときに会話があった。昭和の時代の人とモノの関わりを若い人にも知ってもらえれば」と話した。会場を訪れた区内の大高ひろ子さん(78)は「今はスーパーばかりになったけど、懐かしい」と写真に見入っていた。

 二十三日まで。入場無料。二十日からは、隣接の新井宿特別出張所も展示会場になる。

  (原尚子)

 

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