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年末年始、水琴窟の癒やし 杉並の神社境内に設置

東京

2017年12月30日

成宗須賀神社本殿の西側にある水琴窟。左の竹筒の下に高さ1メートルのかめが埋まっている=杉並区で

 水滴が地中に埋めたかめの中で反響し、美しい音を奏でる水琴窟が今春、杉並区の成宗(なりむね)須賀神社(成田東)の境内に設置され、近隣住民の憩いの場となっている。神社は「年末年始に立ち寄った際、ぜひ音を確かめて」と呼び掛ける。

 水琴窟は庭園技法の一つ。同神社は、少量の水が常時、高さ一メートルのかめの中に落ちる構造。差し込まれた竹筒に耳を近づけると、琴のような透明感のある音が断続的に聞こえる。

 二十年来の水琴窟ファンで、近所に住む公務員大谷啓子さん(49)が寄付を申し出て、今年五月下旬に設置が完了した。大谷さんは「身近な水琴窟が夢だった。美しい癒やしの音を多くの人に楽しんでほしい」と話す。神社の蓮尾(はすお)知行宮守(34)は「独特の風情で近隣住民に大人気。子どもたちも興味を持ってくれています」と感謝する。神社は一月一日午前零時から歳旦祭を行い、甘酒の提供などもある。問い合わせは同神社=電03(3392)1027=へ。 (梅村武史)

 

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