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井の頭池、3度目「かいぼり」 さらなる水質改善に期待

東京

2017年12月30日

神田川への排水が始まった井の頭池=三鷹市で

 都立井の頭恩賜公園(武蔵野市、三鷹市)で、井の頭池の水を抜いて池を干す「かいぼり」が始まった。来年一月下旬まで池の水を徐々に抜いていく。今後、一月十三、十四日に魚類などの生物をさらい、同月下旬から三月初旬まで池の底を天日干しにする。

 「かいぼり」は生態系の回復と水質改善が目的で、今回が三度目。これまでに二〇一三年度と一五年度に実施され、水質改善で絶滅危惧種の水草「イノカシラフラスコモ」が復活し、外来生物の駆除が進むなど成果を挙げてきた。

 井の頭池は弁天池、お茶の水池、ボート池、ひょうたん池から成るが、すべての池でポンプを使って排水が始まり、ひょうたん池につながる神田川に放出している。ボート池のスワンボートや手こぎボートも陸に引き揚げられた。

 来月五日からは公園内の野外ステージ前で、作業の進み具合や生物の捕獲状況の展示・解説が行われる。 (鈴木貴彦)

 

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