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ふ化させ稚魚へ 児童らサケ交流 江戸川区と茨城・城里町

東京

2017年12月28日

サケの受精卵を受け取る女子児童=江戸川区で

 江戸川区が、茨城県城里町(しろさとまち)とサケを通じて交流する「サーモンプロジェクト」を進めている。区内の小学生たちが城里町を流れる那珂川で捕れたサケの受精卵をふ化させ、育った稚魚を来年3月に「故郷」の川に放流する計画だ。

 城里町は同県西北部にあり、自然が豊かで毎年、サケの稚魚約100万匹を那珂川に放流している。同町は毎年、江戸川区民まつりに出展しており、2年前には災害時協力協定を結ぶなど、区と町はつながりを深めている。

 サケを通じた交流は、昨年11月、区子ども未来館(篠崎町3)の主催した自然体験講座で、小学生の親子が城里町を訪れ、サケの遡上(そじょう)を見学したことがきっかけ。

 講座に協力した那珂川漁協(同町)が「江戸川区生まれのサケをふ化させてみては」と提案。昨年は試行的に、同漁協から提供された受精卵を、未来館や講座に参加した親子23組が自宅で育て、今年3月に2000匹を放流した。

 今年は、規模を拡大し小学生の親子59組が挑戦。27日、冬休み中の子どもらが未来館で、同漁協の住谷亮さん(44)からサケの生態や稚魚の飼育方法の講義を聴いた後、卵を受け取った。

 小学3年の千葉愛弓(あゆみ)さん(9つ)は「全部死なせずに育てて、川に帰したい」と意気込んでいる様子。住谷さんは「育った稚魚と子どもたちとの再会が楽しみ」と話していた。 (飯田克志)

 

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