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プリンセス、元気に育って シャンシャン公開初日

東京

2017年12月20日

シャンシャンの観覧を終え笑顔を見せる、パンダグッズに身をくるんだ女性=台東区で

 台東区の上野動物園で、パンダのシャンシャンの公開が始まった十九日、園の中でも外でも、かわいい「プリンセス」の成長をお祝いする温かい雰囲気が広がった。 (中村真暁、井上幸一)

 初日は、約千四百人がシャンシャンと対面。パンダをデザインしたスカートやかばんなど全身パンダ姿の神奈川県横須賀市の会社員西谷冴子さん(23)は、「母親のシンシンのそばを『かまって』と動き回っていて、最高だった」と笑顔をみせた。

 動物園に毎日通い、写真をブログ「毎日パンダ」にアップしているさいたま市のウェブデザイナー高氏貴博さん(39)は「顔をうずめてすやすや眠り、安心している様子だった。五年前に死んでしまった赤ちゃんパンダの分まで長く生きて」と願いを込めた。

 飼育舎では職員が、見学者を四、五組ずつのグループに分けてスムーズに誘導。公開前に誘導のシミュレーションをした成果で、家族と訪れた埼玉県北本市の会社員新井英広さん(65)は「ゆっくりと見られたので、写真もたくさん撮りました」と喜んでいた。

 抽選での観覧だったが、来園者には、抽選に外れたり、抽選と知らずに来て見ることができなかった人も。抽選に外れたが、当たった知人と偶然園内で会い、余っていた友人の枠でパンダ舎に入れた幸運なケースもあった。

 動物園近くの台東区役所では、服部征夫区長らの立ち会いで、「祝公開・シャンシャンに会いに上野動物園へ行こう」と記された懸垂幕が掲示された。

 服部区長は「よくここまで元気に育ててくれたと、動物園の飼育係やスタッフのみなさんへの感謝の気持ちでいっぱい。すくすく元気に育ってくれることを心より願っている」とのコメントを出した。

 また区では、この日から区内を循環するコミュニティーバス「めぐりん」二十台の前面に、懸垂幕と同じお祝いのメッセージを掲げた。二月ごろまで、同じ状態で運行するという。

 

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