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早朝の上野900人力走 パンダ効果で過去最多

東京

2017年12月18日

10キロマラソンで一斉にスタートするランナーたち=台東区で

 駅伝発祥の地・上野公園(台東区)の周回コースを朝日を浴びながら走る「第五回上野の森ハーフマラソン」(NPO法人大江戸主催、東京新聞など後援)が十七日開かれ、過去最多のランナー計約九百人がハーフ(約二十一キロ)と十キロの部に出場した。主催者は「(十九日から公開の)パンダのシャンシャン効果もあって大会への関心が高まった」とみている。 (井上幸一)

 ハーフは第三回から開園前の上野動物園がコースに組み込まれ、十キロの部も今回から動物園を通過することになった。動物に刺激を与えないよう、園内の一部は歩かなければならない特別ルールがある。プレーリードッグの展示施設前などでは、スタッフが「ここからは歩行区間です」とランナーに減速を促した。

 「地域の学校や団体がボランティアで参加し、市民の手づくりを貫いている大会」と保坂三蔵実行委員長。今回は都立上野高校チアリーディング部「POPCATS(ポップキャッツ)」の十五人も初めて応援に参加し、「頑張ってください!」と懸命に声援を送った。部長の二年生、大和史佳(おおわふみか)さん(17)は「楽しんで走ってもらえれば」と元気いっぱい。吹き付ける冷たい風にも「体を動かしているから寒くありません!」。

 ハーフの部男子は、昨年三位だった山崎裕太さん(27)=台東区浅草=が初優勝し、「今年の走り納め。地元で結果が出せて良かった」と笑顔でコメント。同女子は、ランニングクラブ「ARC東京」所属の赤坂有希(ゆうき)さん(39)=杉並区高井戸=がトップで、「スタート時刻はやや早い(午前七時半)けれど、とても温かい雰囲気の大会。また出場したい」と話していた。

 上位の成績は次の通り。

 【ハーフ男子】(1)山崎裕太 1時間19分3秒(2)福田勇希 1時間24分14秒(3)佐藤航 1時間24分48秒

 【ハーフ女子】(1)赤坂有希 1時間37分52秒(2)石橋美樹 1時間40分52秒(3)山下智子 1時間45分32秒

 【10キロ男子】(1)小林亨輔 35分41秒(2)笠井歩 38分7秒(3)山川貴都 38分30秒

 【10キロ女子】(1)政岡詩織 43分8秒(2)深谷美歩 43分30秒(3)千川さくら 45分33秒 

 

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