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王さんや美空さん 羽子板に懐かしい顔 あすまで浅草で「歳の市」

東京

2017年12月18日

 台東区の浅草寺で十七日、年の瀬の風物詩「歳(とし)の市(羽子板市)」が始まった。十九日までの三日間、境内には女の子の健やかな成長を祈る羽子板の販売業者が出店。初日は好天に恵まれ、購入の際の手締めの音が師走の青空に響いた。

 創業百八十年余の人形店「久月」(同区柳橋一)は、着物の女性や歌舞伎役者をあしらった伝統的な羽子板のほか、過去に発表した変わり羽子板から、国民栄誉賞受賞者をピックアップして展示。第一号で墨田区出身の王貞治さん、葛飾区ゆかりの渥美清さんや、美空ひばりさん、なでしこジャパンなど、懐かしい十一点が飾られている。

 「毎年、歳の市を訪れると、いよいよ年末だなと感じる」という埼玉県草加市の主婦片岡恵子さん(70)は、変わり羽子板を目に「こういうのもあるのね。でも、普通の羽子板も十分素晴らしいわ」と話していた。(井上幸一)

 

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