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行財政改革など論戦 東久留米市長選告示 現新の一騎打ちに

東京

2017年12月18日

 任期満了に伴う東久留米市長選が十七日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職並木克巳さん(48)=自民、公明推薦=と、新人の元市議桜木善生さん(67)=共産、自由、社民推薦=の二人が立候補。西武線東久留米駅西口でそれぞれ第一声に臨み、行財政改革や待機児童、ごみ問題などを巡り論戦が始まった。投開票は二十四日。十六日現在の選挙人名簿登録者数は九万七千八百八十八人。同日程で行われる市議補選(被選挙数二)は新人三人が立候補した。(鈴木貴彦)

◆候補者の第一声(届け出順)

並木克巳(なみき・かつみ)さん(48)無現<1>=自公

 借金40億円減実績訴え

<公約>子育て支援(待機児童解消)・高齢者福祉(地域包括ケアシステム)・都市計画・産業活性化・行財政改革推進

 並木さんの第一声には、中川雅治環境相、自民党の萩生田光一幹事長代行をはじめ、国会議員や都議らが駆け付けた。

 「東久留米は今年、人口が減少に転じた。厳しい財政事情の中、少子高齢化にどう向き合い、活力ある街づくりを進めていくのか」と争点の一つを提示。

 続けて「この四年間で市の借金を四十億円以上減らし、保育園定員を二百五十三人増やした。上の原地区の開発に着手し、ごみ有料化も始めた」と実績をアピールして支持を訴えた。

 公立保育園の民間化の方針には「公立には国・都の補助が出ない。補助のある民間なら同じ費用で二人の園児を受け入れられる」と述べた。

桜木善生(さくらぎ・よしお)さん(67)無新=共由社

 「地域レベルで護憲を」

<公約>憲法を暮らしに生かす・市民参加の「まちづくり」・湧水と緑を守る・公立保育園全廃計画の見直しと待機児童ゼロの実現・原発ゼロ社会の実現

 桜木さんの街頭演説は、擁立した市民グループのメンバー、社民党の吉田忠智党首、共産党の田村智子副委員長らが顔をそろえた。

 桜木さんは「地域レベルから憲法を守っていこう。市民参加で九条改悪を許さないアクションを起こすことを約束する」と述べた。

 一貫して現市政への対決姿勢を打ち出し、「公立保育園の民間化というが、要するに廃止で、親や子どもに不安を与えるだけ。住民に向き合い、専門家を交えて議論すべきだ」「お金をためたと市長は言うが、市民ニーズに応えるのが政治」と批判した。

 市指定のごみ袋についても「同じ焼却施設へ持って行くのに隣接市より高い」と値下げを主張した。

◇東久留米市議補選立候補者(被選挙数2−候補3)=届け出順

細川雅代47 体育指導者 無新

引間太一33 (元)会社員 無新

北村龍太30 党市相談室長 共新

 

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