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銀座線各駅 テーマに合わせ 下町7駅がリニューアル

東京

2017年12月15日

 東京メトロは十四日、銀座線(浅草−上野間)の開業九十周年に合わせて進めていた上野駅など下町エリア七駅のリニューアルを終えた。「美術館のある街」をテーマに化粧直しした上野駅改札には、一九二七(昭和二)年の開業当初に使われていた「回転改札」の木製レプリカも登場した=写真(上)。

 十四日未明、作業員が囲いを外すと、回転改札のレプリカが現れた。実物は十銭硬貨を入れると十文字のバーが回転し、ホームに入場できる仕組みで三一年まで使われた。レプリカは、毎正時にバーが三十秒回転し軽やかな音楽が流れる。

 ホームの柱に御影石をあしらって重厚感を出したほか、壁には地下鉄開通記念ポスターのレプリカなどを展示した。事故防止のホームドアも設置された。東京メトロ建築課の古賀直紹(なおつぐ)課長は「駅から街を感じてほしい」と話した。

 そのほか、浅草駅は「祭りの街」をテーマに、壁や柱に寺社のべんがら色を使い三社祭などをデザイン化した。神田駅は開業時の鉄鋼の柱をガラスで囲って照明を当て、新旧が共存する街並みを演出した=同(下)。テーマは「昭和のオフィス街」。

 他の四駅のテーマは、末広町「電気の街」、上野広小路「上品な横丁」、稲荷町「佇(たたず)む街並み」、田原町「道具の街」。 (増井のぞみ)

 

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