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大人も子どもも 笑顔の空間を 青梅の吉野さん、ネットで資金募る

東京

2017年12月14日

事前企画で木のアクセサリーを作る子どもたち=青梅市師岡町で(吉野さん提供)

 青梅市師岡町の民家を、週末に親子が集まれるものづくりのアトリエに改装しようと、同市の家具職人吉野知喜さん(27)がクラウドファンディングで資金集めをしている。目標額は27日までに50万円で、来年6月のオープンを目指す。施設名は「アトリエKiki(キキ)」。木を使って喜々として触れ合ってもらいたい、との思いを込めた。 (林朋実)

 改装するのは、吉野さんの自宅敷地内にある築五十四年の平屋。百七十平方メートルの広さがある。

 勤め先の家具メーカーに近い八王子市内で一人暮らしをしていた吉野さんは、独立資金をためるため昨年冬ごろ実家に戻った。NPO法人で子ども向けイベントを開いている友人から「今の子は実体験の機会が少ない」と聞き、古い平屋をアトリエにしようと思い立った。「自分でものを作る経験をして、道具の安全な使い方も学んでもらいたい」という。

 今回集める五十万円は、ものづくりのスペースやウッドデッキの床を造り、木工機械などをそろえる費用。目標額を超えれば、道具をより充実させる。

「大人も子どももわくわくできる空間をつくりたい」と話す吉野さん=八王子市で

 オープン後、キッチンとカフェも整備する。二〇一九年の全面オープンを目指し、一八年に再びクラウドファンディングで資金を募る。木工だけでなく、アクセサリー作りや絵、写真などの教室を開きたいという。

 十日には事前企画として、改装前の民家でアクセサリー作りなどの教室を開いた。親子連れなど百人以上でにぎわい、吉野さんは「大人も子どもも笑顔になれる地域の交流の場は、やっぱりあった方がいい」と手応えを感じている。

 支援は三千円から。支援額に応じて、アトリエのオープニングパーティー券や吉野さんが作ったろうそく立てなどの返礼品がある。FAAVO東京西多摩のインターネットサイトだけでなく、アトリエでの支払いや銀行振り込みも受け付ける。

 問い合わせは、フェイスブックページ(https://m.facebook.com/atelier.Kiki.22/)のメッセージまたは吉野さん=電080(5404)6025=へ。

 

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