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<傍聴記 内田淳二記者>自共で足並み一致?

東京

2017年12月12日

 「自民党さんとは立場が違うが…」と前置きして、共産党の都議が続けた。「先ほど(自民の都議から)質問があった通り、情報公開の観点からも疑問だ」

 都市整備委員会での一幕。意見が異なることの多い両党だが、この日は珍しく、都への批判で足並みがそろった。

 批判の対象は、築地市場の再開発に向け、都が十一月に任命した専門委員二人の人事。自民は、うち一人がかつて築地市場の建て替え案作成に関わり、市場業界の混乱を生む一因になったと選任を疑問視した。

 共産の都議は、専門委員は公開の場で都側と議論しないため、選任は都政の透明化に反すると指摘。両党とも「どんな基準で誰が選んだのか」と詰め寄った。

 しかし、都の幹部は「知事と相談のうえ選任した」と繰り返し、詳細な説明を避けた。両都議はいずれも、小池百合子知事が過去の都政を批判する際に用いてきた言葉で質問を締めくくった。「これはまさにブラックボックスだ」

 

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