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真珠湾題材のミュージカル再演 台東・蔵前拠点の劇団、足立で26、27日

東京

2017年12月10日

「青空の休暇」の一場面(イッツフォーリーズ提供)

 台東区蔵前を拠点とするミュージカルカンパニー「イッツフォーリーズ」が26、27日、足立区の「シアター1010」(千住3)で、日米が開戦した真珠湾攻撃を背景としたミュージカル「青空の休暇」を上演する。都内では6年ぶりの再演だ。戦争で青春を失った男たちが老いてなお、懸命に前向きに生きようとする姿を描き出す。 (井上幸一)

 原作は辻仁成さんの同名小説。中島淳彦さんが脚本を書き、鵜山仁(ひとし)さんが演出する。四国などを巡った今秋の演劇鑑賞会の演目でもあり、もう一度、東京公演をしようと再演を決めた。

 舞台は一九九一年の夏。五十年前の真珠湾攻撃に参戦し、七十五歳になった三人の男性が、かつて攻撃した場所を見ようと再びハワイに向かう。現地で不時着した九七式三号艦上攻撃機が牧場主によって隠されているのを知り、修理して再びハワイの大空に飛ばそうと思いつくが…。

 主人公の三人を演じるのは、初演時と同じ駒田一さん(53)、宮川浩さん(53)、井上一馬さん(56)。〓屋友紀子プロデューサーは「みな役の年齢に近づき、よりリアルに演じられるようになった」と話す。

 「戦争を真正面から扱っているのではなく、登場する人たちの生き方が、面白く、おかしい。夫婦愛の要素も色濃く出ている」と、難しい芝居でない点を〓屋さんは強調。初演から、より熟成された舞台への来場を呼びかけている。

 二十六日は午後七時、二十七日は午後二時開演。会場は北千住駅前のビル十一階。前売り七千円、当日七千五百円で、各種割引もある。申し込み、問い合わせはオールスタッフ=電03(5823)1055=へ。

 ※〓は土にてん

 

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