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東京、日本の魅力五輪で 22年ぶりの女性副知事・猪熊純子さんに聞く

東京

2017年11月30日

 都庁で十月、二十二年ぶりに女性副知事が誕生した。二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの準備などを担当する猪熊純子さん(58)。本紙のインタビューに「東京や日本の魅力を世界に伝える絶好の機会。大会成功のために全力を尽くす」と意欲を語った。 (唐沢裕亮)

 −東京大会まで千日を切った。

 五月末に大会組織委員会、国、関係自治体と役割や経費の分担について大筋合意できた。世界から注目される大会なので、まずは成功させること。そのために皆で走っていく、という段階に入った。ハード、ソフトの両面で、大会に向けて準備してきたさまざまなものを、東京の発展につなげていくことが重要だ。

 −女性副知事は鈴木俊一都政時代の金平輝子さん(90)以来、二十二年ぶりだ。

 九月に突然、知事室に呼ばれ、小池百合子知事から「副知事になっていただきます」と。とても驚いたが、都庁の多くの女性職員にとって、自分たちの進む先には副知事まであると思える意義は大きい。

 実は先日、その金平さんに直接会って話をうかがった。職員にとって副知事は近寄りがたい存在と思われるかもしれないが、政治家である知事と職員をつなぐ大切な役割がある。自ら積極的に周囲に近づいていく姿勢が大事だと学んだ。

 −十二月一日から都議会定例会が始まる。

 子どもが自分の裸の画像をインターネット上で知り合った相手に送ってしまう「自画撮り」の被害防止に向け、罰則付きの都青少年健全育成条例改正案が提出される。拡散しやすいネットでの被害は、子どもの人生に大きく影響する。これら重要な案件が議論されるので注目してほしい。

<いのくま・じゅんこ> 1958年生まれ。一橋大を卒業後、「人の役に立つ仕事がしたい」と入庁。監査委事務局長、会計管理局長などを経て10月から現職。趣味はハイキング。ストレス解消法は「笑って、寝ること」。愛用の眼鏡はワインレッドと紺色の2本を「気分で変えます」。日本酒とワインをたしなむ。

 

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