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カポエイラ 体感して!! 26日 品川で小中学生参加し祭典

東京

2017年11月23日

カポエイラを楽しむ子どもたち=品川区で

 格闘技と音楽を融合したブラジル生まれのスポーツ「カポエイラ」の祭典が二十六日、品川区内で開かれる。子どもをメインにしたカポエイラのイベントとしては国内最大規模という。ブラジルの子ども支援に力を入れる主催団体の「ゲトカポエイラ東京」(同区)は「見て知って体験してほしい」と呼びかけている。 (梅村武史)

 スィン、スィン、ナォンナォン〜という掛け声と、打弦楽器「ビリンバウ」のサンバに似たリズムに乗って相対する二人。回し蹴りやジャンプなど、格闘のような演技を繰り広げる。勝ち負けはなく、コミュニケーションを楽しむ。

 団体では二歳から六十代までの約四十人が、週三回ほど練習に汗を流す。米倉竜太代表(41)は「老若男女が楽しめます。一度やったら夢中になること間違いなしです」と胸を張る。持久力や柔軟性、バランス能力などが高まるという。

 大田区の会社員、塩田陽子さん(40)は「運動不足解消に役立ちます。長年やってきてダイエット効果も抜群」。子育ての一環で取り入れる家族も多い。三人の子とともに祭典に参加する品川区の渡辺晴子さん(41)は「子どもの音感や体幹が発達し、相手を気遣うため社会性も高まる」。両親と参加する同区の小学五年、津口木里(きり)さん(11)は「相手との駆け引きが楽しい。家ではカポエイラの話題ばかり」とほほ笑む。

 団体は、カポエイラの受講料などから出た収益の一部をブラジルに送り、貧しい地域で暮らす子どもたちの教育支援をしている。カポエイラの故郷に感謝を伝えるためだ。

 二十六日のイベント「ブリンカポエイラ東京」は全国の小中学生約百人が出場予定。区立旗台小学校体育館(旗の台四)で午前十時〜午後四時。観覧無料。問い合わせは米倉代表=電090(1104)5615=へ。

<カポエイラ> 16世紀にブラジルに連れてこられたアフリカ出身の黒人奴隷が原型を生み出したとされる。同国の国技で国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産。2016年のリオ五輪では、開会式に演舞が披露された。欧米を中心に130カ国以上で行われ、日本国内の競技人口は1000人前後。カポエラとも呼ばれる。

 

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