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上野公園、アートの杜 国内外15組 作品展示

東京

2017年11月11日

噴水池に設置された大型オブジェ「プラネテス」=台東区で

 台東区の上野公園などを舞台に、個性的なアート作品を展示する「TOKYO数寄(すき)フェス2017」が十日開幕した。国内外のアーティスト十五組が参加し、噴水池に浮かぶ大型オブジェなどの力作が野外スペースを中心に点在。十九日までの期間中、多くの文化施設が集まる同公園は「芸術の秋」一色に染まる。 

 区や区内の文化施設、民間団体でつくる実行委員会などの主催で、昨年に続き二回目。二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックを前に、訪日外国人らが多く集まる上野公園で「上野『文化の杜(もり)』」の魅力をアピールする。

 目玉は、噴水前広場の池に設置された立体の大型オブジェ「プラネテス」。モチーフはかつてこの敷地にあった寛永寺の山門「文殊楼」で、高さ約十四メートル、幅約十三メートル、奥行き約九メートルとほぼ原寸大で再現した。日没後は内部がライトアップされ、幻想的に浮かび上がる仕掛けで、制作したアーティスト大巻伸嗣さんは「よみがえったこの土地の記憶に何か感じてもらえれば」と話す。

 弁天堂前広場ではアーティスト日比野克彦さんら三人による共同プロジェクトを実施。イベント期間中にアシの束を組んで巨大な舟を造る。十九日に園内ボート場で舟の進水式を開く。

 十七〜十九日には不忍池を囲むようにライトを設置する「ミナモミラー」が登場。日没後に光を照らし、水面の反射光を楽しむ。

 詳細は公式サイトで確認できる。問い合わせは事務局=電03(5834)2396=へ。 (川田篤志)

 

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