XMenu

多摩市の全市立中 オンライン英会話導入へ

東京

2017年11月11日

外国人講師とオンラインで会話する生徒=多摩市の和田中学校で

 多摩市は通信教育大手ベネッセ(岡山市)と連携し、市立小中学校での英語教育を強化する。中学校でタブレット端末を使ったオンライン英会話を導入するなどしてコミュニケーション能力を伸ばす。 (栗原淳)

 阿部裕行市長と小林仁社長が八日、市役所で「地域発展の推進に関する包括連携協定」を結んだ。

 都立高入試で英語のスピーキングの導入が検討され、来年度から小学校で英語の教科化が先行実施されることなどを踏まえ、子どもたちの「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語四技能の向上を目指す。ベネッセとの協定には、中学校でタブレット端末の画面に映った外国人講師と一対一で会話する授業の実施や、小学校教員向けの英語研修などが盛り込まれた。

 同市和田の市立和田中学校で十日、オンライン英会話の試行授業が公開された。二年生がマイク付きのヘッドホンを着用してタブレット端末を前に、画面の講師と向き合った。初めは緊張のせいか「ハロー」「グッド・モーニング」と会話もぎこちなかったが、次第に慣れて身ぶりを交えながら笑顔で言葉を交わしていた。

 市は来年度から、オンライン英会話の授業を全市立中学校で二年生から取り入れる方針。毎学期に一回程度行う予定で、実現すれば都内の自治体が全公立中で実施する初のケースになるという。

 同社は多摩センター駅前に東京本部を置いており、小林社長は「地元貢献の機会となり感謝している。英語教育の一翼を担うことにやりがいを感じる」と話した。

 

この記事を印刷する