XMenu

地図から読み解く 南多摩50年の歩み

東京

2017年11月11日

床に展示された「余色立体地図」は山地が浮かび上がって見える=多摩市で

 地図や写真の記録からその土地の歴史や地理を読み解く「地図展 南多摩50年の軌跡」が、多摩市落合二のパルテノン多摩特別展示室などで開催されている。地図製作や測量技術への理解を深めてもらおうと、業界団体などでつくる「地図展推進協議会」が各地で開く展示で、多摩地域では初めて。

 多摩ニュータウンの航空写真は、一九四五年に米軍が撮影した資料から今年八月の画像まで並び、周辺の開発の変遷をたどることができる。二百年前の街道や村の位置を記した「伊能大図」や、関東の平野や山地を特殊なメガネで立体的に見ることができる地図も。

 太陽が富士山頂に差し掛かった瞬間の「ダイヤモンド富士」の撮影で知られる田代博さんは、南多摩地域で富士山が望めるエリアを色分けした「富士山可視マップ」を発表している。

 十四日までで、午前十時〜午後六時。入場無料。

 関連イベントとして十一日から三日間、「地図を楽しむ講演会」が第一会議室である。講師は、十一日午後二時十分から地名エッセイストの今尾恵介さん、同三時四十分から西川治・東大名誉教授ら。十三日午後六時から田代さんが多摩エリアの山岳展望をテーマに話す。問い合わせは同協議会事務局=電03(3485)5416=へ。 (栗原淳)

 

この記事を印刷する