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チンアナゴ 魅力を語らう すみだ水族館 11日に学者、写真家ら

東京

2017年11月9日

ゆらゆらと揺れるチンアナゴ=墨田区で(すみだ水族館提供)

 海底でゆらゆらと揺れる「チンアナゴ」。ユーモラスな人気者について、一家言ある研究者や水中写真家らが熱く語り合うイベントが、「チンアナゴの日」の十一日、すみだ水族館(墨田区押上)で開かれる。人気者でありながら、生態などに謎の多いチンアナゴの「素顔」や魅力に迫る。

 チンアナゴは、沖縄などのサンゴ礁のある海域の砂底に生息。顔つきが犬のチンに似ていることが、名前の由来だそうだ。砂の中から体を出している姿が数字の「1」に似ていることから、同水族館が十一月十一日を「チンアナゴの日」として日本記念日協会に申請し、認定されている。

 イベントは「有識者の集い!チンアナゴ会議」。登壇者は多彩だ。「ウナギ博士」で知られ、チンアナゴの産卵や生態に関心を持つ日大の塚本勝巳教授。チンアナゴが素早く巣穴を掘る動きを活用した災害時の人命救助ロボットの開発に取り組む東工大の塚越秀行准教授。

 沖縄で野生のチンアナゴを追った水中写真家の大方洋二さん。こだわりのキャラクターグッズを開発した「エイコー」(墨田区)の坂本将人さん。現在三百匹のチンアナゴを見守る同水族館の飼育スタッフ柿崎智広さん。この五人が多角的に掘り下げる。

 会議はチンアナゴの日を挟み、十日〜十二日に同館が開催する「ゆらゆらチンアナゴまつり」のメイン企画で、午後五時から。まつり期間中は特設展示や検定などチンアナゴワールドを満喫できる。 (飯田克志)

 

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