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ニセ電話対策装置 目黒区が試験導入

東京

2017年11月7日

区がモニター世帯の電話機に設置する自動着信拒否装置(右)

 目黒区は、ニセ電話詐欺の疑いがある電話など迷惑電話の着信を自動で拒否する装置を、1日から区内で設置し始めた。対象はモニターに選んだ50世帯。都内自治体で初の試みで、詐欺の防止効果を検証する。

 装置は、トビラシステムズ(名古屋市)が開発した「トビラフォン」で、市販もされている。装置を電話に外付けすると、29都道府県警が詐欺などに使われていると把握した電話番号からの着信や悪質な勧誘電話では音が鳴らず、「拒否」のボタンが点滅する。番号非通知の電話ではボタンが点灯する。

 ブロックした電話の番号や件数は装置が記録する。区は目黒署、碑文谷署と連携し、これまで被害に遭ったり、遭いそうになったりした世帯をモニターに選んだ。来年3月末まで設置し、4月以降も別のモニター世帯を選んで設置を続ける予定だ。

 区によると、今年は9月末現在で区内のニセ電話詐欺被害は54件、被害額は約1億8700万円に上り、昨年同期より31件も増えている。担当者は「開発会社の話では、かかってくる5件に1件は迷惑電話だという」と話し、注意を呼び掛けている。 (神谷円香)

 

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