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災害時のSOS 身に着け一目で 福生市が「ヘルプバンダナ」

東京

2017年11月7日

支援が必要なことを周囲に伝えられる「ふっさヘルプバンダナ」=福生市役所で

 「耳が不自由です」「支援が必要です」といったメッセージが一目で伝わる「ふっさヘルプバンダナ」を福生市が作った。災害時に避難所などで身に着けてもらい、周囲の支援を受けやすくする狙いだ。1000枚を製作し、市内の希望者に無料で配っている。 (林朋実)

 市によると、類似のバンダナは千葉県浦安市などがすでに配布し、民間でも販売されているが、多摩地域の市では初の試みという。

 バンダナは目立つ黄色で、七十センチ四方。ほかに「目が不自由です」「SOS」というメッセージが四隅に一種類ずつ書かれ、自分に当てはまるものが見えるように腕に巻いたりかばんに付けたりする。

 「盲人のための国際シンボルマーク」やヘルプマークなど、それぞれのメッセージに対応するマークも添えられている。「目が不自由です」のメッセージは、手触りでも区別できるタグ付き。三角巾としても使える。

 デザインを担当した市障害福祉課の天野涼夢(りょうむ)主事(28)は「支援が必要でも、自分からは声を上げにくい人もいる。バンダナで意思表示してもらうことで、援護がスムーズにできれば。非常用のバッグに入れるなどして活用してほしい」と話した。十月から障害者の参加するイベントなどで配っており「使いやすい」「目立つので良い」と好評だという。

 配布場所は市障害福祉課と市福祉センター。問い合わせは同課=電042(551)1742=へ。

 

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