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「十人十色 障害を知って」 地域で暮らす課題考える

東京

2017年10月31日

障害のある子どもとの日常や課題について話す親たち=中野区で

 障害のある人が、地域で暮らしていくための課題などを考えるシンポジウムが、中野区内で開かれた。発達障害や医療ケアが必要な重度心身障害の子を持つ母親四人が発表に立ち、「障害がある子の日常を知って」「孤立しがちな親への支援も必要」などと話した。

 NPO法人の「なかのドリーム」と「わかみやクラブ親の会いろとりどり」が主催した。

 発達障害の小学六年の息子を育てる大林ますみさんは、「感覚が過敏」「言動が誤解を受けやすい」といった息子の特性を説明。今は地元の小学校で配慮があるが、社会に出てからが不安だという。「見た目で分からず、障害の特性も十人十色。障害を知ってもらい、特性を生かせる社会になってほしい」と話した。

 岡田美奈子さんの中学一年の息子は、脳性まひや呼吸障害などがある重度心身障害児。家族の会話は理解し、文字でコミュニケーションも取れるが、現状では学校卒業後の選択肢が限られる。岡田さんは「幅広い職種が選べ、地域に受け入れる施設が増えれば」と求めた。 (奥野斐)

 

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