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板橋で絵本作家講演 「ねずみくん」シリーズのなかえさん

東京

2017年10月29日

「個性を生かすことが大切」と創作への思いを語るなかえよしをさん=板橋区で

 累計五百万部を超えるロングセラー絵本シリーズ「ねずみくん」の作家・なかえよしをさん(77)=横浜市=の講演会が二十八日、板橋区内であった。子ども連れなど約百四十人を前に、「目で見るだけでなく感じることが大切。想像力のある大人に育てて」と呼び掛けた。

 なかえさんは、絵を手掛ける妻上野紀子さん(77)とともに一九七四年、「ねずみくんのチョッキ」を刊行したのを皮切りに、シリーズ計三十四作を送り出してきた。講演会は「絵本のまち」とうたう区が企画。

 なかえさんは、ネズミやゾウなどさまざまな動物が登場する作品へ込めた思いを「大きい物も小さい物もあって世界は成り立つ」と語った。耳を傾けた区立志村第三小四年の青木唯夏さん(10)は「シンプルな絵本だけど、個性を大きく、楽しく描いていると分かった」と話した。 (増井のぞみ)

 

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