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「丸子の渡し」かつての風情体験を 大田区・丸子橋のたもとで催し

東京

2017年10月28日

1908年に撮影された「丸子の渡し」=大田区立郷土博物館提供

 昭和の初めまで多摩川を渡る人たちを運んだ「丸子の渡し」を再現するイベントが二十九日、大田区と川崎市を結ぶ丸子橋のたもとで開かれる。小舟に乗船し、かつての風情を体験できる。

 「丸子の渡し」は平安、鎌倉時代の書物にも記述があり、江戸時代は旅人の往来や物流でも栄えたが、一九三五年に丸子橋ができたのに伴い、廃止された。

 当日は多摩川両岸にある船乗り場から、五人乗りの小舟が往復する。大人五百円、小学生三百円で乗り放題。たこ揚げや大道芸のパフォーマンス、アユの塩焼き販売などの出店もある。

 イベント事務局のNPO法人「とどろき水辺」の鈴木真智子さん(70)は「渡しを体験し、多摩川の魅力や歴史に触れてほしい」と話す。午前十時〜午後三時。問い合わせは同事務局=電044(201)1493=へ。 (梅村武史)

 

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