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銭湯絵「富士山」 鮮やかに描く

東京

2017年10月25日

丸山清人さん(左)のライブペインティングに見入る子どもたち=立川市の市立第六小学校で

 銭湯のペンキ絵を手掛ける「銭湯絵師」の丸山清人さん(82)=日野市=が二十四日、立川市立第六小学校(羽衣町)で、観衆の目の前でペンキ絵を描き上げるライブペインティングを行った。

 同小では三年生が地域について学習する中で、町内に二軒ある銭湯に注目。九月に四十七人の三年生全員が、銭湯での入浴体験をした。その後も銭湯の良さをまとめた動画を作るなど銭湯の学習を続ける中で、国立市内で個展を開いていた丸山さんを訪ね、ライブペインティングが実現した。

 丸山さんは児童や地域住民らが見守る中、縦九十センチ横百二十センチのベニヤ板に、ペンキで富士山の絵を描いた。はけをスッスッと動かすと、富士山やたなびく雲、松などがみるみる形になっていき、「すごい」と歓声が上がった。一時間半ほどで完成させた丸山さんは「みんなが銭湯に興味を持って、熱心に勉強していて感激した」と話した。

 三年生の人長風緋(ひとおさふうび)さん(8つ)は「銭湯は広くて気持ちいい。丸山さんは描くのが早かった」と目を丸くしていた。

 その後、子どもたちは丸山さんから指導を受けて、各自が紙に富士山の絵を描いた。十一月の学芸会では銭湯をテーマにした自作の劇を上演予定で、その背景画を作る参考にするという。(林朋実)

 

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