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“色鉛筆”で昭和の郷愁 児童画家・安藤さん、佐野で企画展

栃木

2018年9月9日

大作「虹のガンガラ」の前で少年時代の思い出を語る安藤さん=佐野市で

 120色の色鉛筆を重ねてノスタルジックな光景を描き続ける児童画家、安藤勇寿(ゆうじ)さん(67)の企画展「ふるさとの詩(うた)」展が佐野市御神楽町の「安藤勇寿『少年の日』美術館」で開かれている。ふるさとへの郷愁を誘う昭和の原風景35点が並んでいる。

 絵の主役はいつも子どもたち。新作「虹のガンガラ」(横270センチ×縦180センチ)は、川もぐりを楽しむ少年たちと日差しを受けて虹色に輝く川魚の群れを描いた。半年を費やした力作でガンガラとは川魚を指すという。

 子どもたちがテレビに熱中する「カラーテレビ」、結露したガラス窓で絵描きを楽しむ「ガラスの涙」、黄金色の稲田の風景を望む「かかし」など12作品には手書き文も添えられている。安藤さんは「見る人それぞれが故郷を思い出すきっかけになればうれしい」と話している。

 企画展は12月24日まで。問い合わせは同美術館=電0283(67)1080=へ。 (梅村武史)

 

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