XMenu

大坂V、絶対女王の予感 全米制覇 自己最高7位に

スポーツ

2018年9月11日 朝刊

 【ニューヨーク=共同】全米オープン第13日は8日、当地のビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、女子シングルス決勝で第20シードの20歳、大坂なおみ(日清食品)が第17シードの36歳、セリーナ・ウィリアムズ(米国)を6−2、6−4で破って初制覇した。四大大会シングルスで男女を通じて日本勢初のタイトルを手にし、優勝賞金380万ドル(約4億2180万円)を獲得した。

 大坂は強烈なサーブとストロークで優位に立ち、四大大会歴代最多に並ぶ24度目の優勝を狙った元世界ランキング1位のセリーナを押し切った。3月にBNPパリバ・オープンでツアー初優勝を飾って以来の通算2勝目。

 大坂は10日付世界ランクで自己最高7位に上昇し、初めてトップ10入りした。日本女子では1995年11月に伊達公子が記録した4位に次ぐ歴代2位となった。

◆102年前からの悲願

 日本の四大大会シングルス初制覇への挑戦は、102年前までさかのぼる。四大大会初参戦は、全米オープンの前身の1916年全米選手権。男子の熊谷一弥(いちや)は2回戦、三神八四郎は1回戦で敗退した。

 熊谷は18年に全米で4強、20年にはウィンブルドン選手権で清水善造が前年優勝者への挑戦者を決める「オールカマーズ」で決勝(現在の4強相当)に進出。30年代には佐藤次郎が全仏オープンの前身の全仏選手権、全豪オープンの前身の全豪選手権、ウィンブルドンで準決勝に進んだが、王座には届かなかった。

 女子ではオープン化以降の73年に沢松和子が全豪で4強入り。90年代には伊達公子が全米以外の全ての四大大会でベスト4まで勝ち上がった。

 悲願達成の期待が高まったのが2014年全米。錦織圭(日清食品)がノバク・ジョコビッチ(セルビア)ら強豪を次々と破って決勝進出。最後はマリン・チリッチ(クロアチア)に屈したものの、日本人初の準優勝を果たした。

 それから4年、所属先が錦織と同じ、大坂なおみが自身11度目の四大大会となった今回の全米で、ついに頂点に立った。 (共同)

 

この記事を印刷する