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大谷19号 日本人1年目最多記録更新

スポーツ

2018年9月8日 夕刊

ホワイトソックス戦の3回、右中間に3試合連続本塁打となる19号3ランを放つエンゼルス・大谷=シカゴで(共同)

◇エンゼルス5−2ホワイトソックス

 【シカゴ=共同】7日、各地で行われ、エンゼルスの大谷は当地でのホワイトソックス戦に「5番・指名打者」で出場し、1−1の三回に19号3ランを放ち、2006年の城島健司(マリナーズ)に並んでいたメジャー1年目の日本選手のシーズン最多本塁打記録を更新した。4打数1安打3打点、1得点2三振で、チームは5−2で勝った。

 ヤンキースの田中は11勝目を懸けてマリナーズ戦に先発し、五回まで無失点。チームは4−0。

◆強心臓、離れ業

 シカゴ特有の強い風が舞う中、エンゼルスの大谷が開幕直後に続く3戦連発の離れ業をやってのけた。前打者の犠飛で同点とした三回、なお1死一、二塁で左腕ロドンから勝ち越しの3ラン。メジャー1年目で城島の18本塁打を上回り、日本選手のトップに立った。

 2ボールと打者有利のカウントとなり、3球目の94マイル(約151キロ)を強烈にはじき返した。

 打球は右中間に高々と上がり、懸命に手を伸ばした中堅手のグラブとともにフェンスの奥に消えた。打球を確認できなかったためか何度も外野を見やり、ホーム付近でトラウトと握手を交わすとようやく笑みを浮かべた。

 左腕からのアーチは2本目。数字上はあれほど苦にしていたのに、全く苦手を感じさせない活躍ぶりだ。試合前には右肘の靱帯(じんたい)に新たな損傷が見つかってから初めて報道陣に対応し、2本塁打を含む4安打の固め打ちをした5日の心境を「打者として十分仕事ができるという判断だったので、その日も行った。特に変わらずに試合に入れた」と振り返った。この精神力こそ、1年目からアーチを量産している源になっているのだろう。 (共同)

 

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